iPad PC代わりになるか言われれば、結論から言うと「ならない」となる。
ただし、非常に便利である事は確かだ、なにせこの記事はiPad(第6世)で書いている。
このサイズ(9.7インチ)であれば、Excelアプリも無料で使える。
よりPCに近く、より便利に使うために揃えてほしい物はある。
それはApple PencilとBluetoothキーボードだ。
Apple PencilはそれがあるとiPadをメモ・ノートとして使えるし、何より書類をスキャンしてPDF化する事で、注釈を付けたり、そのデータを共有して編集する事ができるからだ。
※筆者はボートレースが好きなのだが、こんな風に使うことがある
これは超便利でビジネスでiPadを利用できる可能性について大いに期待させるものだ。
キーボードについてはiPadは画面サイズが大きいために文字間の間が広く打ちにくい。入力についてはPCや、iPhoneに一日の長があるだろう。
しかし、そのアドバンテージもキーボードがあれば跳ね返す事ができる。
ではなぜiPadがPCの代わりにならないのか、その理由を考えてみよう。
①スペックが足りない
ブログ編集には充分なのだが、Excelデータにしろ、関数からグラフから作ろうとすると途端にスペックが足りなくなり、作業が重くなる。これではゴリゴリの映像編集には向かない。
②意外に重い
iPadの重量は(Wi-Fi + Cellularモデル)478 gと、そんなに重そうには感じないが、スマートキーボードをつけたり、カバーをつけると700gを超えてくるのもザラだ。ここは【コンピュータってなに】となるためにもAppleに努力を求めたい。
逆ないうなら、スマートキーボードの軽量化とiPad本体がもう少し軽くなれば、利用シーンによっては十二分に可能性が出でくるだろう。
最後に『iPad買おうかなぁ』と悩んでる方に力説したい点がある。
①外で使う可能性があるならCellularモデルを買おう
100パーセント家でしか使わないと言う場合は別だが、外でも使用する可能性があるならばCellularモデルがいいだろう。
テザリングやWi-Fiでも勿論利用できるが、外部機器の電源の入切やそれらの充電を気にするのは案外手間だし、回数が多くなるとストレスを感じるようになる(うーん。人間てワガママ) Cellularモデルならそのまま持ち歩いて使えるのでストレスフリーで使える。DOCOMOのシェアパックなら月々の料金も抑えられるので一考だ。
②ストレージは出来るだけ大きいものを買おう。
これは筆者の失敗談から語らせてもらえると、電子書籍や簡単とはいえ動画編集を行なっていると32GBモデルでは度々、ストレージが埋まってしまいデータの整理を求められる。このストレスは相当なものなのだ。
ストレージはについては①以上に重要なので、よく考えて購入するようお勧めする。
何よりiPhoneと比べて長い期間使用することの多いiPadだからこそストレージにはお金をかけて欲しい。
以上、まだまだPCの代わりに使用するには課題の多いiPadだが、iPad Proからグンと将来性の開けた製品になったと思っている(それまでは筆者も画面の大きいiPhoneという以上の評価はしていなかった)値段を鑑みてもiPad(第6世代)は入門機としては必要十分なので、是非一考していただきたい。
NGC
ボートレースやデジモノなど、日々感じた事を徒然なるままに書いていきます。
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